近代神学

小田垣は閉鎖的キリスト論として近代神学と弁証法神学を置く。
まず近代神学は啓蒙主義の影響を受けた神学である。よってその特徴は合理性にある。これは理神論である。小田垣は言う。「イエスを合理的に理解することは、人間が神の視点に立っていることを意味する。」(1章1節「合理主義」)