2013-04-12 ティリッヒ批判 ティリッヒは「信仰上の疑いを復権させた」(第1部第2章「弁証法神学の閉鎖性」)として評価するものの、かれが提唱した「新存在」なるキリストは、バルトと同様に、ナザレのイエスに向き合うものではない。したがって「ティリッヒには地上のイエスに対する神学的関心すらない」(同前)と批判される。