「下から上」と「上から下」と

第2部は第4章「 解釈学と神学 」から始まる。中身は「下から上への解釈学」、「上から下への解釈学」、「出来事としての解釈学」の三つから成る。「下から上へ」とは、人間と神との二元構図(主客構図)における「人間の側から」を意味し、「上から下へ」というのは、「神の側から」を意味する。