『哲学的神学』の構成

小田垣雅也の第2の主著『哲学的神学』は1983年に上梓された。
その構成はつぎのとおり。

 第1章 神学と哲学
 第2章 現象学、解釈学、神学
 第3章 「関係」「間」「一」 ― 哲学的神学の神理解 ―
 第4章 キリスト教と仏教
 第5章 宗教と科学
 第6章 神学と倫理
 第7章 キリスト教の絶対性について

因みに小田垣は『哲学的神学』の前に、『知られざる神に』を1980年に上梓している。その中では神秘主義に関する考察が新しい素材として出ているが、全体的な主張としては、前著『解釈学的神学』とさほど変わりはない。よってここでは割愛する。